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チーム

先日のカンブリア宮殿で 吉田かばんの社長さんが出ていました。


私は、吉田かばんが好きで、ちょこちょこ買っています。
最近も一つ。
可愛くて、使えるコを相棒にしたところでした。

そんな吉田かばん、
かばんを買うと一枚の紙が中に入っています。

チーム_c0195438_1554633.jpg


この言葉には吉田かばんが目指すかばんづくりの並々ならぬ意志が感じられます。

この言葉が、この形で入っていることに、
納得できるそんな社長の話しでした。

値下げも大量生産もしない 国内でつくることの意味。

デザイナーと、職人が吉田かばんをつくるために一つになる。

そこには、本当にいいものを一つになってつくることへのこだわりがあって
デザイナーと職人、チーム一丸となってこそ一つの 吉田かばん が生まれている。
そんなことを言っていました。

デザイナーは自分のデザインに妥協しない。
職人は、いいものをつくることへの妥協をしない。

お互いぶつかり合いながらも話し合いを重ね、いいものをつくりたいという、
一つの目的に向かってチームでつくりあげている。
そして出来た一つのものが製品になっている。

そのチームワークが一つになってこそ、 吉田かばん が出来る。  と。


建築も本当に同じだと思いながら見ていました。

一つの建築を完成させるには、お施主さんがいて、施工会社さんがいて、構造屋さんがいて、設計者がいて・・
上げたらきりがないほど、一つの建物に関わってもらうメンバーがいて。

その一人ひとり、みんなが
いいものをつくる!!!
という、意思統一して、どれだけ真剣にそのことについて考えられるか。

一つ一つの場面には、すべて意味があって、
意味のない空間は一つもなくて、その意味をチーム全員が理解して
いい空間をつくろうと心から思ってやったら、
絶対にいいものが出来ると思います。

そして私たち設計者は、そのいいものをつくるための妥協を
絶対にしてはいけないと思いました。


吉田かばんのように、

一針入魂
 
こんな言葉を自信を持って言えるように...

妥協は一切なし。








ちなみに、
このコが私の可愛い相棒。

チーム_c0195438_16274131.jpg


いつも一緒です。



 まつずみ。
by koizumisekkei | 2012-07-18 21:26
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